カモノハシが見られる動物園を調査しました。日本にはいないとされるカモノハシですが、見られる動物園はあるのでしょうか?この記事では、カモノハシの生態について解説するとともに、日本で見られない理由についても調査しました。この夏、カモノハシを動物園で見たいという人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
カモノハシが見られる日本の動物園は?
カモノハシが見られる日本の動物園はありません。日本で唯一カモノハシが見られるのは、三重県にある鳥羽水族館です。動物園ではなく、水族館でカモノハシが見られるのですね。しかし、鳥羽水族館で見られるカモノハシは本物ではなく、映像のみ。「残念…」と思うかもしれませんが、実はカモノハシは映像を流すだけでも自然公園局の許可を得なければならないのだそうですよ!映像が見られるだけでも、とても貴重な体験であることが分かりますね。
なぜカモノハシは日本で見られない?
カモノハシが見られる動物園は残念ながら日本には存在していません。唯一、映像でカモノハシが見られるのが鳥羽水族館ですが、本物を見ることはできないのです。日本でカモノハシが見られない理由は、カモノハシ自体が希少な動物であり、オーストラリア政府の許可がなければ国外に持ち出すことができないからです。オーストラリアの環境がカモノハシに適しているということで、現在はオーストラリアでのみ生息しています。
カモノハシは日本では生きられない可能性
カモノハシが生きる環境として日本が適していないというのも、日本でカモノハシが見られない理由の1つです。水質や温度、食べ物など、現在カモノハシが生息しているオーストラリアと日本とでは環境が違いすぎて、カモノハシの生態には合わないのだそうですよ。よって、日本でカモノハシが見られる動物園はなく、鳥羽水族館で映像だけ公開されているのですね。
過去に日本にカモノハシを誘致しようとしたことも
日本では生きられないとされるカモノハシですが、過去に開催された「世界都市博覧会」でカモノハシを誘致しようとしたことがあったそう。しかし、オーストラリア政府の許可が下りなかったことで、計画は不発に終わりました。カモノハシはオーストラリアの中でもごく一部の地域にしか生息しておらず、オーストラリアでさえも全ての場所が生息環境として適しているわけではないようですね。
気になるカモノハシの生態を解説
カモノハシは、日本で見られる動物園がないほど希少な動物。鳥類、爬虫類、哺乳類が合体した生き物とされ、なんと恐竜がいた時代から生息していた可能性があるのだそうですよ。そのため「生きた化石」と呼ばれ、毒も持っているそうです。
保守的に見えるカモノハシですが、過去のカモノハシは今よりも身体が大きく、どう猛な肉食動物だった可能性も考えられています。現在は水に潜ってエビなどを食べているといいますから、時代を経て変化していることが分かりますね。
まとめ
日本でカモノハシが見られる動物園を調査しました。日本では、カモノハシが見られる動物園はありません。しかし三重県にある鳥羽水族館で、映像だけ見られるコーナーがあるそうです。映像を見られるだけでも貴重な経験になりますので、日本でカモノハシを見たいという方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。本物を見たいという人は、カモノハシのためにオーストラリア旅行を計画するのも素敵ですね!