オーストラリアのシドニーを訪れたら、ぜひ足を運びたいのがタロンガ動物園です。

コアラやカンガルーといったオーストラリアならではの動物たちに会える人気スポットで、地元の人たちからも愛されています。この記事では、タロンガ動物園の場所やアクセス方法、コアラとの写真撮影について詳しくご紹介していきます。

目次
  1. タロンガ動物園ってどんなところ?
    • 園内の規模と動物の種類
    • 営業時間と料金
  2. タロンガ動物園の場所はどこ?
  3. タロンガ動物園への行き方
    • フェリーでの行き方
    • バスでの行き方
  4. コアラとの写真撮影はできる?
    • コアラエンカウンターの予約方法
    • 裏ワザ情報
  5. 園内で会える動物たち
    • オーストラリアならではの動物
  6. 園内を楽しむためのポイント
    • 服装と持ち物
    • アクティビティも充実
    • お土産も忘れずに
  7. まとめ

タロンガ動物園ってどんなところ?

シドニーの癒しスポットとして知られるタロンガ動物園は、100年以上の歴史を誇る由緒ある施設なんです。

園内の規模と動物の種類

敷地面積は21haもあり、なんと東京ドーム約4個分の広さ。上野動物園が14haですから、それよりもずっと大きいことがわかります。園内では350種以上、約4000頭もの動物が飼育されているので、見応えは十分。コアラやカンガルーはもちろん、ミーアキャットやスマトラタイガーなど珍しい動物たちにも出会えます。

営業時間と料金

開園時間は午前9時30分から午後5時までで、クリスマスを含めて年中無休です。入園料金は大人47ドル、子供27ドル、学生やシニア(65歳以上)は37ドルとなっています。チケットはオンラインでも購入できるので、事前に買っておくとスムーズに入園できますよ。

タロンガ動物園の場所はどこ?

タロンガ動物園があるのは、シドニーのノースシドニア地区です。

シティの中心部からは約12キロメートル離れた場所にあり、海に面した素晴らしい立地が魅力。なんと園内からはシドニーのシンボルであるオペラハウスとハーバーブリッジが見渡せるんです。

タロンガ動物園への行き方

アクセス方法は大きく分けて2種類あります。

フェリーでの行き方

一番おすすめなのがフェリーを使う方法です。サーキュラー・キー駅のフェリーターミナル第2埠頭(Wharf 2)から、タロンガ動物園行きのフェリーが30分おきに出ています。所要時間はたったの12分から15分ほど。海風を感じながらハーバーの景色を楽しめるので、観光気分も味わえて一石二鳥です。

フェリーを降りたら、正面玄関まで直通のシャトルバスに乗車しましょう。徒歩3分の裏口から入ることもできますが、後ほど説明するコアラとの写真撮影などのアクティビティ予約は正面玄関のショップでしか対応していないので注意してくださいね。

バスでの行き方

バスでのアクセスも可能です。ウィンヤード駅からタロンガ動物園行きのバスで約40分。セントラル駅から行く場合はM30のバスを利用します。出発地によって所要時間が変わるので、事前に確認しておくと安心です。

公共交通機関は基本的にクレジットカードのタッチ決済で乗車できるので、わざわざ切符を買う必要がありません。お子様連れの場合は、Opalカードを発行しておくと便利ですよ。

コアラとの写真撮影はできる?

タロンガ動物園の目玉の一つが、コアラエンカウンターです。

コアラエンカウンターの予約方法

ニューサウスウェールズ州では法律でコアラを抱っこすることは禁止されていますが、タロンガ動物園ではコアラのすぐ近くで一緒に記念撮影ができます。これがコアラエンカウンターと呼ばれる人気のアクティビティ。

予約は正面玄関入口近くの「ZOO SHOP」で受け付けています。ここからが重要なポイント。当日朝8時45分頃から整列販売が始まるので、コアラとのふれあい体験をしたい方は朝一番に行くことをおすすめします。朝10時では既に予約がいっぱいになっている可能性が高いです。

料金は一人につき15ドルから29.95ドル程度。基本的に4人1組での体験となり、写真撮影は可能ですが直接触ることはできません。4人以下の場合は他のグループと一緒になることもあるようです。

裏ワザ情報

公式アプリ「Taronga Zoo」から体験チケットを事前購入することもできます。可能であれば事前にアプリから購入しておくと、当日慌てずに済みます。時間は午前11時から午後2時45分までの間で体験できますよ。

園内で会える動物たち

タロンガ動物園では、さまざまな動物たちに会えます。

オーストラリアならではの動物

コアラは園内で複数飼育されているので、コアラエンカウンターを予約しなくても普通に見学することができます。寝ている子が多いですが、起きている子はユーカリの葉をムシャムシャ食べている様子が見られて癒されますよ。

カンガルーとワラビーエリア

柵の中に入って間近で観察できます。イメージと違ってダラダラとリラックスしている姿が印象的でした。俊敏に跳ね回る姿を想像していたので、良い意味で期待を裏切られます。

クォッカと呼ばれる小動物

口角が上がって笑っているように見えることから「世界一幸せな動物」と呼ばれているんです。クワッカワラビー 日本では見ることができない希少な動物で、オーストラリアでしか会えません。小さくて人懐っこい姿がとても愛らしいですよ。

その他の人気動物

ミーアキャットは大量に飼育されていて、前足を上げて立ち上がってキョロキョロする姿が何匹も見られます。エミュー、カピバラ、アシカなどの水生動物も充実。スマトラタイガーが見られるタイガートレックというエリアもあり、最小種とはいえ迫力満点のトラを間近で観察できます。

ライオン、キリン、ペンギン、ゴリラ、キツネザル、マレーグマ、レッサーパンダなど、数え切れないほどの動物たちが暮らしています。ほぼ放し飼いのような状態で間近に見られるのが、この動物園の大きな魅力です。

園内を楽しむためのポイント

タロンガ動物園を満喫するためのアドバイスをいくつかご紹介します。

服装と持ち物

園内は坂が多いので、歩きやすい服装と靴で行くことをおすすめします。荷物も少なめにしておくと楽です。自動販売機があまりないので、飲み物は持参した方が安心です。

園内のコースは少し複雑なので、入口でもらえる地図を見ながら進むのがベスト。どんな動物がどこにいるか詳しく書かれているので、効率よく回れます。

アクティビティも充実

スカイサファリというケーブルカーに乗って園内を一望したり、エレファントタワーエクスペリエンスでゾウの顔の高さと同じ目線になってみたり。有料のものと無料のものがあるので、興味があるアクティビティは事前にチェックしておきましょう。

コアラ以外にも、カピバラやペンギンの餌やり体験、爬虫類飼育施設の見学など様々な体験もできます。

お土産も忘れずに

帰る前には、正面玄関の「ZOO SHOP」やトッププラザショップでお土産探しを。ぬいぐるみやキーホルダーなど、タロンガ動物園ならではのグッズが揃っています。

まとめ

シドニー観光の際には、ぜひタロンガ動物園を訪れてみてください。オペラハウスやハーバーブリッジの景色を眺めながら、オーストラリアならではの動物たちとのふれあいが楽しめます。コアラとの記念撮影を希望する方は、朝一番に行くことをお忘れなく。1日かけてゆっくり見て回れば、きっと素敵な思い出になるはずです。