スーパーフードとして話題のモリンガですが、モリンガは危険性があると聞いた人もいるのではないでしょうか。体に良いはずのものが危険だと言われるには、それなりの理由があるはずです。

この記事ではモリンガの副作用やデメリット、そして具体的に飲んではいけない人について、まとめてみました。​

モリンガには危険性がある?

モリンガに危険性があると言われる最大の理由は、厚生労働省による注意喚起が存在するためです。実は過去の動物実験において、高濃度のモリンガ抽出物を摂取した妊娠中のラットに流産が見られたというデータがあります。これを受けて日本国内でも、妊婦さんに対しては積極的な摂取を控えるよう呼びかけられています。

日本で売られているサプリやお茶の多くは葉を使っていますが、植物としての作用の強さが噂の元になっているようです。

摂取しすぎによるモリンガの胃腸へのデメリット

私たちが日常的に取り入れる際、もっとも身近なデメリットとして挙げられるのが消化器系のトラブルです。モリンガには豊富な食物繊維やマグネシウムなどのミネラルが含まれており、これらは適量であれば便秘解消に役立ちますが、摂りすぎるとお腹が緩くなる原因になります。

具体的には次のような症状が出ることがあります。

  • 飲んだ直後にお腹がゴロゴロする
  • 胃痛や吐き気を感じる
  • 数日間続く下痢や軟便

デトックス効果が高いからといって、好転反応だと勘違いして飲み続けるのは危険です。特に胃腸が弱い人が空腹時に濃いモリンガ茶を飲むと、刺激が強すぎて腹痛を起こすケースも珍しくありません。体質によって許容量は違うので、自分の体からのサインを見逃さないようにしましょう。

モリンガを飲んではいけない人とは?

ここまでデメリットについて紹介してきましたが、飲んではいけない人もいるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

妊婦には危険?

モリンガは葉だけでなく根や花も利用される植物ですが、特に「根」の部分にはアルカロイドという成分が含まれています。この成分は大量に摂取すると神経系に作用したり、子宮を収縮させたりする毒性を持つことが知られており、海外では中毒事例も報告されています。実際に一部の国や地域では、伝統医療として堕胎を目的にモリンガの根や樹皮を使用していた歴史さえあるそうです。

授乳中や子供への影響について

妊娠中とは異なり、授乳中の摂取については意見が分かれるところです。母乳の出が良くなるといったポジティブな口コミも見かけますが、食べたものが母乳を通じて赤ちゃんに届くことを考えると、手放しで推奨できるわけではありません。赤ちゃんの胃腸は未熟なため、お母さんが大量に摂取した成分が影響して、お腹を壊してしまう可能性もゼロではないからです。

子供への摂取についても同様で、成長期の栄養補給に良いとされる反面、大人と同じ濃度や量を与えるのは控えたほうが良いでしょう。もし与える場合は、ごく薄いお茶から試すなど慎重な対応が必要です。心配な場合は、自己判断せずに小児科医やかかりつけの医師に相談してから取り入れるのが安心です。

持病がある人

健康な人には薬効として働く成分も、持病がある人や薬を服用している人にとってはリスクになり得ます。特に注意が必要なのが、糖尿病や高血圧の治療を受けている方です。モリンガには血糖値を下げたり血圧を安定させたりする働きが期待されていますが、これが処方薬の効果と重なると、低血糖や過度な血圧低下を引き起こす危険性があります。

人工透析を受けている人

人工透析を受けている方や腎臓に疾患がある方も要注意です。モリンガはカリウムを多く含んでいるため、腎機能が低下していると余分なカリウムを排出できず、高カリウム血症という重篤な状態を招く恐れがあります。健康食品だからといって甘く見ず、治療中の病気がある場合は必ず主治医の許可を得てから始めるようにしてください。

モリンガ製品の品質による危険性

モリンガそのものの成分だけでなく、製品の品質によるリスクも見逃せません。人気が高まるにつれて様々なメーカーから商品が販売されていますが、中には品質管理が不十分なものや、安価な輸入品も混ざっています。特に海外産の原料をそのまま使用している場合、残留農薬や細菌汚染の心配がないとは言い切れません。

粗悪品を避けるためのチェックポイントは以下の通りです。

  • 有機JAS認証や無農薬の表記があるか
  • 原産地や加工地が明確に記載されているか
  • 安すぎず適正な価格で販売されているか

以前、安さに惹かれて買った海外製のパウダーが、なんとも言えない古臭い匂いがして捨ててしまった経験があります。口に入れるものですから、少し値段が張っても検査体制がしっかりしている国内加工品や、信頼できるメーカーのものを選んだほうが、結果的に健康を守ることにつながります。

安全に楽しむための適量と飲み方

リスクを理解した上で、それでもモリンガの栄養を取り入れたいという方は、摂取量を守ることが何より大切です。多くのサプリメントやお茶には「1日の摂取目安」が記載されていますが、最初は表示の半分以下の量からスタートすることをおすすめします。体が慣れていないうちから規定量を飲むと、先ほど触れたような胃腸トラブルが起きやすくなるからです。

また、毎日飲み続けるのではなく、体調が良いときだけ飲むというスタイルも一つの手です。私は少し野菜不足だなと感じた日だけパウダーをスムージーに混ぜるようにしていますが、それくらい緩い付き合い方の方が、体への負担も少なく長く続けられています。自分の体調と相談しながら、無理のない範囲で取り入れてみてください。

まとめ

モリンガの危険性について詳しく調べてみましたが、妊娠中のリスクや持病との兼ね合いなど、知らなかったでは済まされない重要な注意点が多くありました。しかし、健康な人が品質の良いものを適量守って摂取する分には、不足しがちな栄養を補える頼もしい存在でもあります。フォローアップミルク 危険性も使い方次第ではあるといわれていますよね。

ネット上の情報は極端なものも多いですが、メリットとデメリットの両方を正しく理解していれば、過度に恐れる必要はありません。自分の体質やライフスタイルに合うかどうかを冷静に見極めて、賢く生活に取り入れていきたいですね。