丸亀製麺のうどんは、あまりインスタント食品を利用しない人でも名前くらいは聴いたことあるのではないでしょうか？そんな丸亀製麺ですが、シェイクうどんという商品が販売終了になっていることを皆さんはご存じですか？そこでこの記事では、丸亀製麺のシェイクうどんがなぜ販売終了になったのかを紹介しています。また、丸亀製麺のお菓子として有名なシェイクぴっぴの評判も紹介しているので、気になっている人は参考にしてください。
丸亀製麺のシェイクうどんが販売終了になった理由
丸亀製麺シェイクうどんは生きたカエルが混入していたため、原因を究明するまで一時的に販売終了になっていました。丸亀製麺の調査によると、シェイクうどんシリーズのピリ辛担々サラダうどんの生野菜を加工する工場で、加工作業中に生きたカエルが混入したことが分かったそうです。カエルが混入していた様子はSNSでも動画が投稿されており、買った人はほとんど食べてからカエルが入っていることに気づいていました。
事態を確認した丸亀製麺は、2023年5月23日から丸亀製麺シェイクうどんを含めた野菜を使った商品を一時的に販売終了にし調査を開始しています。その後一時的な問題だと判断した会社は2023年7月24日から丸亀製麺シェイクうどん販売終了解除を発表しており、現在に至ります。
全国の丸亀製麺シェイクうどんを一時的に販売終了にしたのはなぜ？
丸亀製麺シェイクうどんにカエルが混入していたのは、長崎県の諫早店なのに、なぜ全国の店舗で一時的に販売終了したのかと気になる人も多いと思います。公式に理由は公開されていませんが、恐らく丸亀製麺シェイクうどんに使われている野菜は、専用の工場で一度に加工しているためと思われます。したがって、他にカエルが混入している丸亀製麺シェイクうどんがあるとも限らないので、一度全てのお店の丸亀製麺シェイクうどんの自主回収と販売終了をアナウンスしたのでしょう。
食べ物の異物混入がなぜ発生し販売終了にまで追い込まれるのか
食品工場に限らず、飲食業界の施設は定期的に外部機関による衛生チェックが行われています。しかし、それでも全ての害虫やネズミ駆除をできるわけではなく、異物混入の事故はどうしてもたまに発生してしまいます。特に換気扇や段ボールが施設内に害虫の侵入を許してしまう原因で、材料を搬入するには段ボールは必要ですし、換気扇で空気の入れ替えをすることも必要です。したがって、100％害虫の侵入や食品への混入を防ぐのは不可能です。
さらに近年ではSNSが発達し、誰でも手軽に情報が発信できるようになったため、少しでも企業に不手際があるとその情報は瞬く間に拡散されてしまいます。
そこで企業が取るべき対応は丸亀製麺シェイクうどんのように、商品の即時販売終了を告知し、製造過程を再確認して問題が無いことを周知することです。するとブランドイメージにそれほどダメージが出ることなく問題を解決できます。
丸亀製麺が売れ行きの良さを理由に販売終了にする可能性
丸亀製麺では過去に、牡蠣たまあんかけうどんが予想以上の売れ行きで早期販売終了したことがあります。一方丸亀製麺シェイクうどんも販売を再開してからさらに人気が出るようになったので、生産ラインのキャパをオーバーするほどの売上を記録すれば、売上を理由に再度販売終了する可能性は十分あり得ます。
事実丸亀製麺は、1強と呼ばれるほどうどん売上のシェアを獲得しており、2位のはなまるうどんと売上に4倍近くの差があると言われています。しかも、この記録はカエル混入事件以降のものなので、消費者が如何に丸亀製麺の商品を求めているかが分かります。
カエルが入ったものを食べても大丈夫なの？
世界には食用カエルというものが存在しますが、丸亀製麺シェイクうどんに混入していたカエルは当然食用ではないため場合によっては大変危険です。その理由は、日本に生息しているカエルには毒性があるからです。特にアマガエルは外敵から身を守るために皮膚から常に微量の毒を分泌させていて、これが傷口や皮膚の弱い人に触れると痛みを伴ったり、傷口が悪化したりします。そのため、仮にカエルが混入していた丸亀製麺シェイクうどんを食べた人が、口内炎を発症していたら、その傷口から激しい痛みを感じていた可能性もあります。
そんな危険性があることから、丸亀製麺シェイクうどんは一時的にでも販売終了にして、野菜を加工した工場の衛星状態をチェックしたものと思われます。
ポジティブなシェイクぴっぴの評判
3種類あるシェイクぴっぴの中で、最も口コミで人気があるのは無限コンソメ味でした。市場では最初に在庫切れで販売終了になったのではと言われるほど入手が難しく、揚げているうどんはポテトとはまた違う新しい食感を感じられたという人が多く見られました。個人的に食感を例えるなら、袋ラーメンにスープの粉を入れて袋を振ってから食べたような食感に近いと思います。ただ、シェイクぴっぴは揚げている上に袋ラーメンよりも柔らかくて食べやすいという特徴があります。そしてのり塩まみれは、ポテトチップスののり塩にさらにのりの入ったふりかけを掛けたような濃い味付けが特徴で、少し塩気の効いたお菓子が好きな人から評価されています。
ネガティブなシェイクぴっぴの評判
ポジティブな評判の多いシェイクぴっぴですが、在庫が無くなると同時に販売終了がアナウンスされており、シュガーバター味は一部の店舗で購入できません。また、他のフレーバーもAmazonなどの通販で購入できるわけではなく、丸亀製麺の店舗に行かないと購入できません。したがって、気になるけれど近くにお店が無くて購入できないと不満の声が上がっています。それくらい期待されたり興味の視線を向けられている商品で、味や食感に関するネガティブな評判はほとんどありませんでした。
中にはハンバーガーとコーラが欲しくなると、ファストフード店にいるような感覚で評価している人もいました。筆者も購入しましたが、のり塩味はコーラが欲しくなるような味付けだと思いました。
まとめ
丸亀製麺シェイクうどんは、カエルが混入していたため、生産ラインを検査するために一時的に販売終了がアナウンスされていました。しかし、安全面が確認できたので2025年7月から販売を再開しており、販売終了前よりも人気商品として知られています。しかし、カエルは皮膚から微量な毒素を分泌しており、誤って口の中に入れて危険性の高い事故に発展するとも限らないので、これからの丸亀製麺にはさらに安全性に気を使って美味しい食べ物を販売してほしいですね。
