メールの中には、たくさん怪しげなメールがあります。
今回の『ETC利用照会サービスの解約しますよ』メールも詐欺メールですね。
「420日間ログインしていない方にお送りしています」から始まります。
長期間ログインしていないことで、解約するぞ!という内容です。
そんな規約はありません!!
2022年7月ごろから、このパターンのメールが配信されています。
解約予告なんて言われると、あたふたしますよね。
でも落ち着いてください。まず、深呼吸しましょう。
では、詳しく見ていきましょう。
ETC利用照会サービスの解約予告は迷惑メール?
結論から言うと、詐欺メールです。
迷惑メールという言葉を使うこともありますが、ここは詐欺メールとしましょう。
迷惑なだけで、害はないと思ってしまうと被害者がでます。
今回のようなメールは、フィッシングメールと呼ばれているものです。
まさに釣り上げられることになります。
内容としては、
長期間ログインしていない。
解約予定日までにログインしない場合は登録抹消します。
下記のURLからログインして、情報の再入力をしてください。
URL:XXXXX
このURLをクリックすると、ETCのホームページに見せかけた、偽のホームページに誘導します。
そこで、個人情報や、クレジットカードの情報を入力させて、情報を盗みます。
ここで直接、金銭を要求するわけではありません。
個人情報を悪意ある第3者へ転売され新たな詐欺が発生します。
ID パスワードを入力することで、相手に漏洩します。
クレジットカード情報を使って購入したものを転売し収入を得ることもあります。
ETC利用照会サービスの解約しないとどうなる?
まず、何度もいいますが、詐欺メールですから、このメールは無視・削除しましょう。
ETCを使っていないなら、解約しましょう。詐欺メールのリスクはへります。
ETCを使う予定があるのであれば、解約する必要はありません。
と言っても心配ですね。
<対応>
開いたとしても、メールあるURLにはアクセスしないようにしましょう。
このタイプの詐欺メールはURLにアクセスすると、危険です。
Google、Yahooなどで、「ETC利用照会サービス」と入力し、ホームページを調べる。
公式ホームページにある、利用確認をします。
ETC利用照会サービスの解約予告は詐欺やフィッシング?入力してしまったら
残念ながら、SNSと同じで一度ネット上に現れた情報を「0」にはできません。
ID、パスワードを使いまわしている場合は、他のWEBサイトへのIDやパスワードを変更しましょう。
クレジットカードの情報を入力してしまったら、カード会社に不正な取引がないか確認してみる。
WEBで情報が確認できる人は、WEBで確認する。
さらに、心配で仕方ない方は、カード利用の停止を依頼しましょう。
警察局に相談窓口が設置されています。
↑
このホームページに 「相談・窓口」 というものがあります。
地域ごとに窓口が設けられていますから、自分の住所のある地域窓口に相談してみてください。
相談窓口ですから、パソコンやスマホなどで犯罪に関わっているのでは?と思うことがあれば
連絡してみてください。
こんなこと聞くのは、恥ずかしいとか担当者に迷惑では?と思ってしまっている間に被害が拡大する場合もあります。
窓口の方は、プロですから話の内容から適切に判断してくれます。
詐欺やフィッシングにあわないようにするためにできること
フィッシング詐欺は巧妙になりすまして、送ってくるため見抜くのは大変難しいですね。
ETCを語った詐欺メールも、タイトルを変えながら、何度でも送ってきます。
ETCだけではなく、楽天、Amazon、銀行の名前で同じような詐欺メールはいくらでも来ます。
正直、いたちごっこです。
<推奨される、対策方法>
パソコンやスマホには、セキュリティ対策ソフトを導入する。
ドメイン指定で受信する。(指定したもの以外は、受信しない)
(*ドメイン・・メールアドレス@マーク以降のことです)
メールアドレスや、タイトルを変えて発信してきます。
1.メールの本文に、いつもは「〇〇様」となっているが、個人名がない。
2.いつものアドレスと微妙にことなる。
少し注意深くみる。
IDやパスワードを使いまわさない。
覚えるのが大変だからと、同じIDやパスワードを色々なサイトで使っている場合は、面倒でも変更しましょう。
例えば、ETC利用照会で、入力してしまった!
→そのIDやパスワードでYahooやAmazonなど適当に入力し、利用されると被害が大きくなります。
ETC利用照会サービスの解約予告は迷惑メール?のまとめ
このメールは詐欺メールです。
基本的には、ETCからこのようなメールが届くことはありません。
何度も同じメールが届くので、気になるとは思います。
もし、メールを開いたとしても、本文にあるURLからのアクセスは厳禁です。
GoogleやYahooなどの検索機能を使って、公式HPにアクセスするようにしましょう。
もし、IDやパスワード、個人情報 クレジット情報を入力した場合
IDやパスワードの使いまわしをしている場合は変更しましょう。
クレジット情報を入力した場合、クレジット会社に連絡しましょう。
残念ながら個人情報の流出は止められません、二次被害に拡大しないよう気を付けましょう。
警察庁に専門の窓口がありますので、心配な方は相談してみてください。