陸上自衛隊のヘリコプターの事故が
連日ニュースで取り上げられていますね。
着任したばかりの第8師団の坂本雄一師団長を
含む隊員10人が搭乗していたそうで
引き続き捜索が続けられています。
「師団長まで乗っていて何故こんなことに…」
なんて声も上がっているようですが
元々師団長とはどんな人なのかをあなたは知っていますか?
そこで今回は
・師団長の年収や給与は?
・師団長の階級は?何をする人?
・師団長は自衛隊には何人いる?人数は?
こちらの3点について調べていきたいと思います。
自衛隊の階級など私も詳しく知らないので
一緒にしっかり勉強していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んで頂き、参考になると嬉しいです!
師団長の年収や給与は?
最初は師団長の年収や給与について
見ていきたいと思います。
自衛隊の給料は階級ごとに決まっていて
俸給表に基づき号棒で決まります。
といっても自衛隊は命に関わる危険な仕事や長
期の出張もよくありますので手当もしっかりつきます。
なので給与を正確に知ることは難しいので
参考程度にしてもらえるといいと思います。
後の項目でも紹介しますが師団長の階級は
「陸将(中将)」です。
陸将の給与は月額60~198万前後とされています。
陸将の次に位置する将補は52〜91万前後
ということで結構差がありますよね!
そしてこの号棒の大体4.5か月分が
年間のボーナスとして6月と12月の2回に分けて支給されます。
なので手当など込みで考えて、年収でいうと
1500〜1900万前後くらいではないかと考えられています。
どうでしょう?
あなたが想像していたより高いですか?安いですか?
世間ではもっと自衛隊の給料をあげていいと言われています。
私は調べていて結構貰えるんだなと思いましたが
国の為に日々頑張ってくれてると思うと確かに
もっとあってもいいのかなと思いました。
師団長の階級は?何をする人?
続いては師団長の階級を調べていきましょう。
まず自衛隊には階級が二市から将まであり
16階級定められています。
そして陸上自衛隊の「師団長」とは全国に
9つある師団のトップとなります。
上でも紹介しましたが階級は最も高い
「陸将(中将)」がつきます。
これは同期の中でも数名程度しか
辿り着くことができない階級です。
【着任行事】
第6師団では、新たに第42代師団長 楠見晋一 陸将が着任しました。#第6師団 #師団長 #着任 pic.twitter.com/aYjsaufmWU— 陸上自衛隊 第6師団 (@Jgsdf_nea_6dpr) March 31, 2023
ではその師団とはなんなのでしょうか?
調べてみると、地上での戦闘などを行う“普通科連隊”や
ヘリコプターなどで輸送を行う“飛行隊”といった
複数の部隊で編成される陸上自衛隊の
「基幹部隊」のことなんだそうです。
隊員は数千人規模なんだとか!
その師団のトップを務める師団長は
一体何をするかというと戦闘団長に任務を与えて
戦闘の実行を命じます。
そして戦闘団長は、指揮下の部隊に直接戦闘を命じます。
それは部下に「生命を賭して任務を遂行せよ」
と命じているということです。
戦闘団長が行動命令にサインすると
指揮下の部隊が行動を開始するという流れになります。
このように師団の指揮をするのが師団長です。
師団長は自衛隊には何人いる?人数は?
最後は師団長が自衛隊に何人いるのかについて調べてみました。
自衛隊の中には陸上自衛隊の師団・旅団に
編成されている偵察隊が15個あります。
師団のことは紹介しましたが
この「旅団」というのは師団よりも
規模を縮小した部隊のことを言いますので
ぜひ覚えておいてください。
そして師団ですが、第1師団から第9師団まであります。
各師団に1人ずつ師団長がいるので
全員で9人ということになりますね。
その各師団には時期によって変化があるそうですが
大体6,000〜16,000ほどの人数がいると言われています。
その人数を束ねるということは師団長とは
相当優秀な人材だということが分かりますね!
「元陸上幕僚長で東洋学園大学の冨澤暉名誉教授は『10人という人数はもちろん、師団長の乗った機体の消息が分からないというのは前代未聞のことだ』」と
ありえないことが起きたという感じなのな。。。
— ヒカス(岸田とも菅とも三浦とも無関係w) (@hikasu) April 7, 2023
今回のヘリコプターに乗っていた第8師団長の
坂本雄一陸将もエリート中のエリートで
有事の際にも居てもらわなくてはいけないと言われるほど。
ぜひ搭乗していた10人全員無事に救出されるのを祈りましょう。
師団長の年収や給与は?のまとめ
ここまで自衛隊の師団長とはどういう人なのか
について紹介してきました。
自衛隊の中には一番上の「将」から一番下の
「2士」まで16の階級があり、師団長は
階級で表すと「陸将(中将)」ということです。
なかなか関わりがない人からすると
ピンとこないと思いますが、これは基本的な
1つの単位としては最高の職域で
同期の中でもほんの一握りなんです。
給与はこの階級によって大きく変動します。
自衛隊は危険な仕事が多く手当の種類もたくさんあるようです。
なので年収を調べてみましたが
手当などによっても大きく変わってきますが、
師団長の場合は2,000万弱程ではないかと言われています。
第1〜第9師団まであり、各師団大体6,000〜16,000人いるそうです。
そのトップを務める師団長はそれだけで
とても凄い人だということが分かりましたね!