真っ白もこもこ、マシュマロのような体に
つぶらな瞳が可愛すぎる「シマエナガ」♪
北海道にのみ生息し、その姿から別名「雪の妖精」とまで
呼ばれるほど冬の北海道を代表する野鳥ですが、
その夏の姿はご存じでしょうか?
そこで、意外と知られていない夏バージョンのシマエナガの生態をリサーチ♪
冬はもちろん、夏もとってもかわいい
シマエナガの秘密に迫ります!
シマエナガの夏毛や夏の姿はどんな?
雪のように真っ白な毛で覆われた
真ん丸な姿が印象的な「シマエナガ」。
その姿から冬のイメージが強く
夏はどうなっているのか分からない、という人も多いのでは?
そこであまり見ることの少ない
シマエナガの夏の姿がこちら♪
#毎日もふもふシマエナガ の20 ❗
今日から春夏のシマエナガさん動画もお届け
冬と比べるとこんなに変わっちゃうのね
理由は明日からの動画も見てね10月放送予定
シマエナガ動画毎日投稿中 フォローしてね#シマエナガ #ダーウィンが来た #雪の妖精 #世界一かわいい鳥 #北海道 pic.twitter.com/RcIskQ1CQe— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) September 24, 2022
冬の妖精シマエナガちゃん、寒さで膨らんでいない季節も可愛いって事。
もっと皆に知れわたってほしい💬
これから訪れる夏場の北海道では、シマエナガちゃんの鳴き声がそこら中に響き渡ります
#シマエナガ pic.twitter.com/4ex3VlQS0f— ⓜⓐⓐⓢⓐ🕊 (@majuricamajorca) April 17, 2023
冬のまるまるとした姿からは一変!
首周りは若干黒っぽく、羽毛は茶色みを帯びるなど
色合いも少しですが変化します。
一見するとスズメっぽくもあり、
なんだか別の鳥に見えてしまうほど
こんなにも変わってしまうとは驚きです!
もし遭遇したとしても、
シマエナガと気づかない可能性もありそうですね。
シマエナガの夏と冬の違いは?
#野鳥#シマエナガ
久し振りのシマエナガ
夏毛だからほっそり pic.twitter.com/g1Evq2uUQW— ∩∩ (@usabako) May 26, 2022
シマエナガがどうして冬場はあんなに
もこもこしているのかというと、
厳しい寒さを乗り切るために羽毛を膨らませているからなんです!
羽毛に空気を含むため、丸っこくなるわけなんですね。
一方そのような必要がない夏場は、その姿がガラリと変化。
気温が上がる3月の下旬ごろ短毛に生え変わるため、
羽毛が膨らんでおらず、シルエットはとってもスリムになります。
また、夏と冬とでは
生息場所や見ることができる場所にも変化が。
冬は樹木についている虫や樹液などを食べるため
木の間をウロウロと飛び回っていることも多く、
街中にある公園や神社などでも出会える可能性があります。
しかし夏場になると葉の生い茂った
山奥の森などに帰っていくことがほとんどになり
さらに高い木の上にとまることが増えるため
自然に見かける確率はかなり少なくなるでしょう。
冬のモフモフとした姿も夏のすっきりシルエットも
どちらもとっても可愛いシマエナガ。
ぜひどちらの姿も見てみたいものですね!
シマエナガの夏はどこにいる?見られる場所は?
シマエナガは夏場、森や林の奥深くに
いることが多くなるため、自然に見かけることは難しくなります。
そして生息場所は日本国内でも北海道のみ。
シマエナガは研究・保存目的以外の採取は禁止されており
現在は動物園等でも飼育はされていません。
北海道内であれば全域が生息地域のため
探せばもちろん遭遇する可能性はありますが、
なにぶん夏は山奥に集まって過ごしているシマエナガたち。
森の中へと探しに行くのもひと苦労になりますが
出会えた時の感動はひとしお!
熱烈なシマエナガファンの人は、双眼鏡やカメラ片手に
登山や散策がてらバードウォッチングに行ってみてはいかがでしょうか♪
シマエナガの大きさや寿命は?
かわいらしく小ぶりなイメージのシマエナガですが
その体長は約12~14cmほど。
体重は8gほどと、やはりとても小さい鳥なんです。
【比較参考】
- スズメ:約20g
- 単4電池:11.4g
- 500円玉:7g
手のひらにも余裕で乗れちゃいそうなほどの
サイズ感がまた可愛いですね♪
寿命はあまり長くなく、3~5年ほどと言われています。
10個ほどの卵から生まれたヒナが、1年後まで生きているのはわずか1~2羽。
エサが無かったり冬の寒さに耐えられなかったり…と
厳しい野生の世界に生きているんですね。
また、冬は特にふんわりほのぼのと癒されるシマエナガですが
見た目に反して実は決して穏やかな気性ではなく、とても動きがするどく
飛ぶ姿はロケットのようにすばやいのだそう。
探しに行く際は、ぜひそのギャップも楽しみにしたいですね!
シマエナガの夏毛や夏の姿はどんな?のまとめ
北海道にのみ生息し、「雪の妖精」「雪ん子バード」などと呼ばれ
冬のイメージがすっかり定着しているシマエナガ。
意外と知らない夏の姿ですが
真っ白まるまるとした冬の姿とは一変!
短毛に生え変わり、シュッとスリムなシルエットに様変わりします。
街中でも見ることのできる冬の間とは違い
夏はエサが豊富な山や森の奥に引っ込んでしまうため
遭遇確率はなかなか低くなってしまいますが、
登山や散策がてら探しに出かけると
木々の間を飛び回る夏のシマエナガに出会えるかもしれませんよ♪
ぜひベストシーズンを迎える涼しい北海道に
シマエナガ探索の旅行に出かけてみては?