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円山動物園にしかいない動物まとめ!見どころやおすすめの季節も紹介

円山動物園にしかいない動物まとめ!見どころやおすすめの季節も紹介

この記事では、円山動物園にしかいない動物についてご紹介します。北海道札幌市にある円山動物園は、北海道で最も古い歴史を誇る動物園。周辺には住宅街がありのどかな街並みが広がっているものの、天然記念物「円山原始林」に隣接している見どころ満載の動物園です。そして、円山動物園にしかいない動物も豊富に飼育しているそうで、全国各地から観光客が訪れ、にぎわっていますよ。円山動物園にしかいない動物や見どころ、そして訪れるのにおすすめの季節についてまとめてみましょう。

円山動物園にしかいない動物まとめ

約150種800点もの動物を飼育している円山動物園は、動物たちがそれぞれに適した環境で過ごせる動物福祉に配慮した飼育・展示がなされています。四季を通して楽しめるのが特徴でもある、円山動物園。そんな円山動物園にしかいない動物は豊富におり、また北海道という立地上、冬に訪れると活発な動物にたくさん出会えるようです。冬も円山動物園は閉園せず、独自の魅力があり、冬にしか見られない動物の様子や、冬ならではのイベントも楽しめます。ぜひ冬に動物たちの生活を観察してみてください!

ジャワテナガザル

ジャワテナガザルは、別名ワウワウテナガザルと呼ばれ、霊長目テナガザル科テナガザル属に分類されるサルです。インドネシア固有種で、青みがかったグレーの体毛がどこか高級感を感じさせる風貌。頭頂部のみ濃い色をしているのも特徴的ですね。テナガザルの特徴として尻尾はなく、長い腕を使って枝から枝へ渡り歩く「ブラキエーション」という方法で移動します。声が大きく、遠くまで響き渡る声やデュエットなども見物です。

サトウチョウ

シンガポール、スマトラ、カリマンタンなどに生息するオウム目インコ科の生物です。頭頂部が青いこと、そして逆さまにぶら下がって眠ることから「Blue-crowned Hanging Parrot」という英語名を持ちます。日本語名の「サトウチョウ」のサトウは砂糖を意味し、その名の通り甘いものが大好きなのだそう。花の蜜や花、果実、種子などを好んで食べます。

サイイグアナ

アメリカやハイチ、ドミニカ共和国など海岸や岩場、断崖などに生息するイグアナ科の生物です。体の色は黒っぽいのが一般的ですが、9本の横縞模様が特徴です。この横縞模様は、成長とともに消えていくそうですよ。ほかにも、鱗や角状になった前額板や額板、不規則に並んだ頬板などの身体的特徴を持っています。一度に5~23個の卵を産むそうですよ。

トゲチャクワラ

メキシコに分布するイグアナ科の生物で、別名エンジェルアイランドチャクワラとも呼ばれます。陸で生活しますが、岩や低木に登ることもできます。夏にかけて5~16個の卵を産み、孵化には1ヶ月ほどかかるそうです。トカゲに分類されますが、トゲチャクワラは全長60センチメートルで、属内では大型。植物食で、葉や花、果実などを食べます。

ツギオミカドヤモリ

ニューカレドニアやその周辺に分布するイシヤモリ科のツギオミカドヤモリは、世界最大かつ最重量級のヤモリです。全長は35~40cmにもなり、環境により体色をある程度変えることができる特徴を持っています。大型ですが尻尾は細く小さいのも、かわいらしい特徴です。雑食で、植物から昆虫までさまざまなものを食べて生きています。

マツカサトカゲ

マツカサトカゲは、オーストラリアに分布する、ツチノコのような風貌のトカゲです。草原や森林に生息する雑食生物で、植物や貝類をはじめ、小型の哺乳類、動物の死骸などを食べます。外敵に襲われると、口を大きく開けて青い舌を見せ威嚇するのが特徴です。体の色からは想像もつかない色彩の舌で敵を驚かせ、攻撃をためらわせるためだといわれていますよ。

北海道ならではの動物もたくさん

円山動物園にしかいない動物は魅力的で、これらの動物目当てに円山動物園を訪れる観光客もいます。ほかにも、北海道にある円山動物園ならではの、北海道に生息する動物や、北海道の気候によって魅力を増す動物たちが見られるのも、円山動物園の見どころです。ホッキョクグマやユキヒョウ、レッサーパンダなどは寒さに強いので、冬に行ってもアクティブな姿を見せてくれるでしょう。シマエナガが見られる動物園も北海道のみなので、ぜひ北海道ならではの動物にたくさん出会ってくださいね。

円山動物園の見どころは?

それでは、円山動物園の見どころをご紹介します。北海道という特別な立地上、本州ではなかなか見ることのできない動物がいたり、広大な土地を活かして大規模な施設を備えていたりします。円山動物園を訪れたらぜひ行ってみてほしい、おすすめのエリアや見どころをご紹介します。この夏、北海道旅行に行く予定のある人は、ぜひプランに入れてみてはいかがでしょうか。

国内最大級の「ゾウ舎」が大人気

円山動物園の見どころは、屋内プールを備えた国内最大級の「ゾウ舎」です。迫力満点で、アジアゾウの親子を間近で見ることができたり、室内ではゾウの生態を学んだりすることができます。

ミャンマーから園にやって来るまでの映像が流れていて、ゾウ舎に施されたゾウのための工夫なども知ることができるそうですよ。屋内プールがあるので、運が良ければゾウが水遊びしている楽しそうな姿を見ることができるかもしれません。

水中トンネルをホッキョクグマが泳ぐ

円山動物園の見どころは、2018年にオープンしたばかりの新施設「ホッキョクグマ館」です。全長18メートルの水中トンネルがあります。

ここにはホッキョクグマとアザラシが泳いでいて、それぞれのダイナミックな動きを観察することができますよ。しかし、常に泳いでいるわけではないので、見られた人はラッキーかもしれませんね。

まとめ

円山動物園にしかいない動物は、珍しく見物しがいのある動物ばかりでしたね。円山動物園にしかいない動物、そして北海道でしか見られない動物も豊富なので、1日たっぷり満喫できることでしょう。円山動物園は、日本で初めて繁殖に成功した動物がいるときに表彰される「繁殖賞」や、動物の飼育環境を向上させるためのすぐれた取り組みを評価する「エンリッチメント大賞」などを受賞した実績のある動物園です。北海道を訪れた際には、ぜひ円山動物園を楽しんでみてはいかがでしょうか。

えんちゃん
編集長
えんむすび速報 キャラクター
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