5月19日(金)~21日(日)の3日間、
浅草の三社祭が開催されます!
浅草に初夏の訪れを告げる、
まさに一大行事のひとつ♪
そこで例年多くの人出が予想される三社祭について、
存分に楽しむためのポイントをご紹介。
期間中のタイムスケジュールからメインの
お神輿ルート、屋台や混雑状況など、
お出かけ前にチェックしておきたい情報をまとめました!
三社祭2023の交通規制はどうなる?時間や日程は
三社祭は5月の第3金・土・日に開催され、
2023年の日程は以下の通り!
2023年5月19日(金)~5月21日(日)
週末3日間を通して行われるため、
仕事や学校が休みの人も多く、
比較的見に行きやすい日程となっているのが嬉しいですね♪
そして、各日程の詳しいタイムスケジュールがこちら。
日程 | 時間 | 行事 |
5月18日(木) | 19:00~ | 本社神輿神霊入れの儀 本社神輿へ浅草神社の御神霊(おみたま)をお移しする儀式 |
5月19日(金) | 13:00~ | 大行列 お囃子屋台・鳶頭木遣り・びんざさら舞・白鷺の舞などが行列をつくって浅草の町を歩く ※雨天中止 |
14:20~ | びんざさら舞奉納(社殿) 無形文化財「びんざさら舞」の奉納 | |
15:00~ | びんざさら舞奉納(神楽殿) | |
15:30~ | 各町神輿神霊入れの儀 各町会の神輿へ御神霊(おみたま)をお移しする儀式 | |
5月20日(土) | 10:00~ | 例大祭式典 |
12:00~ | 町内神輿連合渡御 浅草氏子44ヶ町の町内神輿約100基の渡御。 浅草寺本堂裏広場に参集した神輿が、一基ずつ発進。浅草神社でお祓いを受けた上で、各町会へ渡御 | |
17:00~ | 巫女舞奉奏(神楽殿) | |
5月21日(日) | 6:00~ | 本社神輿三基が境内より発進 ※警備の都合上「氏子宮出し」のみ |
8:00~ | 本社神輿各町渡御 本社神輿3基が各町会を渡御一之宮:西部各町 二之宮:南部各町 三之宮:東部各町 | |
14:00~ | 巫女舞奉奏(神楽殿) | |
15:00~ | 奉納舞踊(神楽殿) 東京浅草組合 | |
16:00~ | 太鼓奉演(境内) 日本太鼓道場 | |
20:00~ | 宮入り 宮入り後 |
スケジュールは変更になる可能性もあり、
また天候によって中止予定の行事もあるため、
お出かけ前には最新情報をチェックしておいてくださいね。
そして、5月21日(日)には交通規制が敷かれます。
5月21日(日)お祭り広場 交通規制
- 雷門通り:8:00~19:00
- 馬道通り:11:00~18:00
開催期間中はとにかく混雑が予想されます!
元々人通りが多く、普段でも混みがちな浅草周辺ですが、
特に最終日21日は交通規制が敷かれ車両交通は一切不可。
神輿が巡幸し、お祭り広場として
歩行者天国が形成されます。
三社祭りにお出かけを考えている人はもちろん、
この辺りを通行する予定がある人も、
交通規制情報を確認しておきましょう。
三社祭2023の神輿ルートは?
5月21日(日)の午前6時頃より3基の神輿が境内を発進、
8時から3つのルートに分かれて各町会を回ります(渡御)。
- 一之宮:西部各町
- 二之宮:南部各町
- 三之宮:東部各町
西部・南部・東部とありますが、
どの神輿がどの方面になるかはローテーションを
組んで回しており、例年異なっています。
ですが町内で神輿が通る場所は毎年ほぼ同じ
となっているため、過去実際に通ったルートをご紹介!
■一之宮【西部】
浅草二⇒芝崎東⇒芝崎西⇒芝崎中⇒西浅三北⇒浅草清三⇒浅草町一⇒浅草町二⇒堤⇒千草⇒浅草中⇒浅草千和⇒千二西⇒千二光月⇒千一南⇒浅三東⇒神社北西角⇒宮入り
■二之宮【南部】
仲見世⇒雷門東部⇒雷門中部⇒雷門西部⇒雷門田原⇒寿四⇒駒形⇒寿三東⇒寿一⇒寿二⇒西浅草一⇒浅一三栄⇒浅草公園⇒浅草西⇒浅草中央⇒浅草東⇒雷門⇒宝蔵門⇒宮入り
■三之宮【東部】
浅草馬一⇒花川戸一⇒花川戸二⇒猿若⇒聖天⇒田聖睦⇒浅草馬二⇒浅草象一⇒浅草象潟⇒浅草象三⇒浅五会⇒浅草馬三⇒神社北西角⇒宮入り
2023年の順路は公開されていませんが、
おそらく上記ルートになると思われます。
状況により変更する場合もあるので、
三社祭の公式サイトをチェックしておくと良いでしょう。
お目当ての神輿があったり、
間近で確実に見たい!という人は参考にしてくださいね♪
三社祭2023の出店や屋台はある?
お祭りでのお楽しみの一つと言えば、
やっぱり出店や屋台♪
三社祭にも毎年たくさんの屋台が出店し、
会場周辺をさらに盛り上げています!
例年の主な出店場所は以下の4か所。
- 浅草寺西側・西参道商店街
- 宝蔵門周辺一帯
- 五重塔前(浅草寺本堂前の動線は除く)
- 影向堂前(本堂を向かいみて西側)
ただしこれらは例年の傾向から推測したものであり
必ず同じとは限らないため、注意しておいてくださいね。
仲見世通りから浅草神社にかけてや浅草寺本堂の周辺、
西参道商店街などに数多くの出店や屋台が並び、
まさにお祭りムード一色!
いまいち場所が分からない…という場合でも、
そのにぎわいや人出から、
比較的スムーズに出店スポットを
見つけることができるでしょう。
気になる屋台の営業時間ですが、
おおよそ午前9時~20時頃が目安。
夜まで出店しているとはいえ、
特に最終日はやや早めに営業を切り上げるお店も多く、
あまり遅く行くと開いている屋台も限られてしまいます。
スイーツにグルメ、おもちゃやゲームに浅草みやげなど、
バラエティ豊かな出店ばかりなので、
目いっぱい楽しむなら午前中早めに見て回るのがおすすめです!
過去にはこんな屋台を満喫する報告者が続々♪
先週浅草の三社祭へ行った。
喧騒の中で食べる屋台飯はサイコーだ😋
持ち帰って翌朝食べるベビーカステラもサイコーだ😋😋#浅草#三社祭#屋台#あげもち#鶏皮餃子#ベビーカステラ pic.twitter.com/HIAPZFDIBh— one♪one♪one♪ (@one_one_one_uno) May 24, 2019
浅草三社祭やってたから、浅草寺に行ってちょっと屋台見て回ってきた!
こういう屋台で買うチョコバナナ🍫🍌って、なんで美味しく感じるんだろうね🤔 pic.twitter.com/Gblk05scHI— 橙猫🍊 (@Orangecat0414) May 22, 2022
なお、浅草三社祭は本日19日が本番‼️
そして親方達の屋台は五重の塔の北側辺りに有りますので、お時間あれば散歩がてら遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
親方七味を姐さんの焼いたフランクに🍺とかヤバいですよ⁉️
今回の七味唐辛子はhitoさん特製の小辛にんにくと秘伝の中辛×2🌶️#親方七味 pic.twitter.com/HwB5D9utLN— メメントモリの寝落ちはお約束💤 (@f10281026) May 18, 2019
うわさの最近出てきてる狐のお面屋台、私も浅草の三社祭で見た。可愛いよなぁ。買えばよかった pic.twitter.com/fDKkw53a3Q
— ちびすみれ (@chibisumire2016) May 27, 2017
昨年はコロナの影響で規模を縮小しての開催となり、
屋台の出店はほぼありませんでした。
今年2023年はお祭りやイベントが完全解禁されたとあって、
どこも気合十分!出店数も大幅に回復するとみられます!
そのぶん人出も増えますので、
引き続き感染症+人混み対策をして出かけましょう♪
三社祭2023の混雑状況を予想
三社祭は例年、3日間で約200万人もの人が訪れると言われています。
まさに浅草を代表する一大イベント!
地元をはじめ全国各地から観光客が殺到し、
さらに昨年はコロナで開催規模を縮小していたとあって、
今年はより一層の混雑が予想されます。
そこで、2019年の各日の人手を例として見てみると…
- 18日(金):約14万人
- 19日(土):約74万人
- 20日(日):約110万人
このように、日にちによって
まったく人出が違うことが分かります。
最も少ない初日と、最も多い3日目とを比べると、
その差はなんと96万人!
やはり神輿の渡御が行われる日曜日は
メインイベントともいえるため、
他2日間よりも人が増える傾向にあるようです。
そこで狙い目なのが19日(金)。
神輿は出ませんが平日のため、
例年通り混雑具合はかなり軽減されると予想でき、
少しでも人混みを避けつつお祭り気分を
楽しみたいならオススメです♪
スケジュールの都合がつけられそうなら、
ぜひ検討してみてくださいね。
三社祭2023のみどころや由来は?
三社祭の見どころや由来をおさらい!
より深く楽しむため、またどの日にちに行こうか
迷っている人はチェックしてくださいね♪
三社祭の由来は?
三社祭の正式名称は「浅草神社例大祭」。
浅草神社は三社様という名称で広く知られており、
なぜ三社様かというと、以下3人の神様をご神体として祀っているため。
- 土師真中知命(はじのまつちのみこと)
- 檜前浜成命(ひのくまはまなりのみこと)
- 檜前武成命(ひのくまたけなりのみこと)
三社祭の起源は1312年に行われた「船祭」とされています。
当時は3月17日・18日に行われており、
3月18日に檜前浜成と武成の兄弟が隅田川で
観音様の像を見つけたという神話に基づいています。
船に神輿を乗せて隅田川を漕ぎあがり、
浅草神社にかつぎ帰ったという船祭は
江戸時代末期まで続けられていましたが、明治に入って廃絶。
明治5年から、5月に祭礼と神輿の渡御を行う現在の形になりました。
三社祭の見どころを紹介!
気になる日だけ参加するもよし、
フルに三社祭を楽しむもよし!
3日間に渡り開催される三社祭、
各日の見どころを確認していきましょう♪
5月19日(金)
19日の見どころは「びんざさら舞」。
お囃子屋台やお神楽が浅草の街を練り歩く大行列が行われ、
氏子の人々により神事びんざさら舞が拝殿で奉納されます。
五穀豊穣・商売繁盛・子孫繁栄などを願い踊る民俗芸能で、
薄い檜を108枚重ねた板を鳴らしながら舞う姿に注目です♪
大行列は雨天中止のため、晴天を願いたいですね!
5月20日(土)
2日目は、浅草氏子の町内神輿が約100基も集結!
浅草寺から一基ずつ各町会に発進する「
町内神輿連合渡御」が行われます。
その見どころとはなんといっても、
神輿を担ぐ氏子衆の荒々しさ。
神輿の数もさることながら、
とにかく荒っぽい姿は必見で、これぞお祭り!
というムードを一気に高めてくれますよ。
5月21日(日)
3日目の21日にはいよいよ、
主役となる3基のお神輿が登場!
浅草神社所有のお神輿3基にご神体を乗せ、
氏子たちが担いで各町会を練り歩くことで、
神様に各地区を見ていただきます。
早朝6時ごろから神社を出る「宮出し」、
18時頃に「宮入り」として神社に戻ります。
巡幸最中はもちろんのこと、早朝の宮出しから
すさまじい人出と熱気に包まれ、浅草の街が一体になる瞬間です♪
三社祭2023の交通規制はどうなる?のまとめ
5月19日(金)・20日(土)・21日(日)に開催される、2023年の三社祭。
3日間を通して見どころがたくさん、
特に最終日21日(日)は浅草神社の
お神輿3基が各町会を回るメインイベントとなっています♪
そのためすさまじい混雑が予想され、
お神輿が通るルートや交通規制情報は
事前にきちんと確認しておきましょう。
極力人混みを避け、三社祭の雰囲気だけでも
楽しみたいという方は、初日19日(金)が最も人出が少ないと予想されるため、
この日のお出かけがおすすめです。
期間中はたくさんの屋台の出店もあり、お祭り気分満点♪
これまで外出や遠出を自粛してきた人も、
ぜひこの機会に迫力ある三社祭を楽しんでくださいね!