知人・友人・家族がどこにいるのかを
位置情報サービスを利用して、
リアルタイムで把握することのできる
snapchatの新機能「snapmap」。
一方で若い女性を中心に利用されている、
GPSで自分の今いる場所を共有できるアプリ「zenly」。
二つとも自分の「場所を特定させる」という
目的では機能を同じくするアプリですが、
いったいどのような部分が異なっているのでしょうか?
また、安全面は大丈夫なのでしょうか?
今回はそういった点について、
検証していきたいと思います。
snapmap安全性は?危険性はない?セキュリティは?
snapmapは「snapchat(スナップチャット)」を
運営するアメリカのSnap社が、
2017年6月にsnapchatに追加する新機能
というかたちでリリースされました。
snapchatアプリの中で、
snapmapを開くことで使用します。
「自分が現在いる位置が把握されてしまうのって危険じゃない?」
というご意見も多数あるかと思います。
snapmapの機能の中に、
他の人が自分の位置を把握できないようにする、
「ゴーストモード」というのがあるようです。
「ほかの人に自分の位置なんて知らせたくないよ!」
と思っている方は、
この「ゴーストモード」を
利用してもいいのではないでしょうか?
このゴーストモードは
「3時間」「24時間」「手動でオフにするまで」
この3つのパターンを設定することができます。
この「ゴーストモード」があれば、
自分の位置情報が
他人にさらされることはありません。
他人に位置情報を
悪用されたりすることはないので、
一定の安全性は確保されています。
snapmapの使い方は?
自分の好きな写真や動画の撮影場所を
Snap Mapの上に設定することが可能です。
また、Snap Map上に
「人気のスポット・お気に入りスポット・訪問したスポット」
の3つのMapを選択することができます。
自分だけのオリジナリティあふれた
map作りができそうですね!
さらに同じ時期にリリースされた
Explore(日本語版表示ではワールド)では、
世界中の様々なSnapchatユーザーから
投稿された写真や動画を見ることが
できるそうです。
Exploreという機能を使って、
自分が行ったことのないスポットを楽しむのも
snapmapの楽しみ方の
一つといえるのではないでしょうか?
snapmapとzenlyの違いは?引継ぎはできる?
一方でzenlyとはどのようなアプリなのでしょうか?
「zenly」はフランスのzenly社が
開発・運営をしていた位置情報共有アプリです。
はAndroid版のダウンロード数が1000万を超えていたそうで、
前述のとおり若い女性に非常に人気の高いアプリでした。
では、snapmapとzenlyには
どのような違いがあるのでしょうか?
zenlyでは、衛星写真による位置情報共有をすることが可能でした。
ですから、「ちょっと地図を見るのが苦手だな~」という女性は
写真を手掛かりにして
友だちや彼氏と合流することができました。
でも、snapmapには衛星写真による
位置情報共有機能は搭載されていません。
なので、使い慣れた人は「ちょっと不便だな~」
と感じる人もそれなりにいたようです。
snapmapの評判や口コミ
ところでsnapmapの評判や口コミはどうなんでしょうか?
調べてみました。
「日本には思ったよりも浸透していないような気がする。」
「海外の人が利用している方が多い気がする。」
「面白フィルターを使用するのは楽しい。」
「外国の人と交流をふかめることができるのは良いことだ。」
高評価は以上のようなものでした。
一方でリリースされ始めの頃は、
プライバシー保護の観点から、
ユーザー側から問題だとの声があがっていたものの、
前述の「ゴーストモード機能」なども搭載されているため、
低評価なコメントはあまりありませんでした。
snapmap安全性は?のまとめ
2022年のデータにはなりますが、
snapchatを日々ヘビーに使用しているユーザーは
なんとその数、おどろくなかれ、
平均して毎日3億4700万人とのことらしいです。
日本の総人口の3倍弱という数字です。
驚きの数字ですね。
これ、実はTwitter社が2022年の7月に
発表した2億3780万を遥かに凌ぐ数字なんです。
当然、snapchatのユーザーは
新たに搭載された機能であるsnapmapを
頻繁に使用することは明らかでよね!
日本ではまだあまりなじみのないアプリかもしれませんが、
世界的にはとても浸透している
アプリといえるのではないでしょうか?
実はTwitterよりも身近なSNSなのかも?
また、snapchatユーザーの年齢層は
その75%が 13~34 歳の若い世代だそうです。
ユーザーの下限が13歳〜となっている
ところも見逃すことができませんね。
当然、若い世代ほど(Z世代)
SNSを頻繁に使用しますから、
ツールとしてのSNSの役割を十分に
発揮していると言えるのではないでしょうか?
やはりSNSを運営する企業としては、
どのようにして若い世代のユーザーに響いて、
浸透させるかという部分が経営のキモになってきます。
全体の75%のユーザーが
13歳から34歳という若い世代である点を考慮すると、
これからもsnapchatならびその新機能であるsnapmapを
若い世代はフルに活用することが予測されます。
今後は、今の若い世代のさらにその下の世代まで
ユーザー数を伸ばしていくことが期待されます。